ジモミヤビトにかける思い

ジモミヤビトにかける思い

お陰様で、「ジモミヤビト(ユニークな県内中小企業の経営者等を取材してnoteのオウンドメディアで紹介するプロジェクト)」も1周年を迎えました。

「何でこんなことをやっているんですか?」、「何か狙いがありそう(裏がありそう(笑))」 

など、取材をお願いする時や私の事業を説明する際に聞かれることも多いため、この機会に少し触れさせていただきます。

まず、第1の目的は「顧問先や何らかのご縁をいただいた県内中小企業・経営者等の情報発信支援」です。

「そんなの自分でやればいいんじゃない?」

と思われるかもしれませんが、第三者が客観的に取材(対話、整理・編集)することで、強みやその源泉などをより広く深く把握できるケースも多いと思っています。

また、宮崎県人はシャイな方も多く、企業が単独で取材記事を依頼するとお金がかかったり、ベストなタイミングを逃したりすることも多いため、そこは私の方で費用を負担してでも、各企業の成長ステージや課題に応じて「多少、押しかけ的に取材提案させていただく方が馴染む」という肌感覚もあります。

そして、Web記事が中長期的に「物品・サービス購入」や「求人への応募」のきっかけになるなど、間接的な支援に繋がれば嬉しく思います。

次に第2の目的は、「身近な異業種から学べることがある」というものです。もちろん、全国的に著名な方の書籍や記事も有用ですが、同じ県内の異業種の経営者の方が親近感も湧きますし、自社に活かせる部分も大きいのではと思っています。(会いたいと思えば、すぐに実現できる宮崎特有の狭いネットワークも良いですよね!)

こうした考えは、前職の宮崎県中小企業団体中央会にて異業種組合の講演会や交流会を企画してきた影響が大きいのかもしれません。私も色々な企業の取材に同席することで、勉強になっています。

最後に第3の目的は、「記事、書籍文化が好き」というものです。最近の若い世代や子どもたちは、タイパ(タイムパフォーマンス)の観点から動画、それもショート動画や倍速で見るというのが流行っているようです。

しかし、私はやはり文字をベースとした記事や書籍が好きですし、これまで人生で挫けそうになった時に何度も書籍に助けられてきました。

また、素晴らしい取材記事を書かれる半田孝輔さん(ライター、エディター)との出会いがあり、私の目標の1つであった「県内中小企業の情報発信のためのオウンドメディア運営」の一翼を担っていただいています。

おこがましい話とは思いますが、このジモミヤビトの取材・撮影・執筆を通じて半田さんの露出、そして誰かの目に止まってお仕事に繋がっていくとともに、企業支援におけるライター・エディターの役割がもっと広まれば嬉しいなと、1ファンとして思っています。

以上、色々な思惑や目的でこのプロジェクトを続けている(変な裏はありませんが、もちろん思いや思惑はあります^^)わけですが、これも本業あってのことなので、地に足をつけてしっかりと頑張っていきたいと思います。